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SSDを導入した後の設定について

前回の更新から2年半以上経過してました。
その間、SSDを3つも買い増ししたり、Windows 7(64bit)に入れ替えたり、メモリを6GBに増設したりと、いろいろとあったのですが、書けていませんでした。
最後の記事でプチフリSSDの対策を書いていましたが、あれから2年以上が過ぎ、今では、意味の無い設定ばかりです。ですが、ブログのアクセスの様子をみると、今でも検索エンジンから誘導されて当該の記事に来る人がいます。
そろそろプチフリSSDの存在を知らない人も増えているでしょうし、そういう人が不幸にもプチフリSSD対策の記事を目にしてしまって、そのまま設定をしてしまい、せっかくのSSDの良さをスポイルさせてしまうケースがあるかもしれない。
それを防ぐため、とりあえず、この件について書いておこうと思います(他の記事も今では古い、というものがありますが、参照される頻度がずっと少ないので)。

Intel X25-M

2010年の夏頃、ついにIntelのSSD(X25-M)の80GBが2万円くらいになりました。
プチフリSSDを買ったばかりの頃は、店頭にあったX25-Mのデモ機を操作して、その速さにびっくりしていました。ですが、当時のX25-Mは5万以上の価格で、気軽に買えるものではありませんでした。
いつかは欲しいと思っていたのですが、2万程度まで下がった2010年夏に、ようやく買うことができました。
x25-m-1.jpg
SATAのHDDをUSB HDDとして接続できるケーブルを使い、X25-MをPCに繋いで、Acronis True Imageを使って、PCに内蔵して起動しているプチフリSSD(TS32GSSD25S-M)の内容をX25-Mにそのままコピーしました。
コピー完了後、PCのHDDをX25-Mに入れ替えると無事Vistaが起動し、移行が完了しました。

特別な設定は不要

この調子では、またしてもどうでもいい話が長くなりそうなので結論を書くと、現在のSSDでは、昔に書いていたプチフリSSD対策の設定は、全く必要ありません。
SSDにどんどんアクセスしてもまったくプチフリなんて発生せず、速くて快適すぎますし、寿命も、普通に使うだけならまず気にする必要は無いほど長持ちします。
そのため、「TEMPを別ドライブに設定」「仮想メモリOFF」「復元ポイントOFF」「インデックスOFF」「ファイルの最終アクセス日時記録OFF」「8+3ファイル名OFF」などの設定は、全て不要です。
特に、「TEMPを別ドライブに設定」などは、せっかくのSSDの速さを殺してしまいますので、設定してしまうとあまりにもったいないです。
寿命も、有名になった「SSD耐久テスト」というサイトの実証では、どう考えてもSSD内のフラッシュメモリより、PCの方が先に壊れそうなくらい長持ちしそうなので、まず気にしなくていいと思います。
そもそもIntelやCrucialのSSDは、3年のメーカー保証が付いています。ということは、仕事などで毎日それなりに使ったとしても、3年以内に壊れることはほとんど無いと、メーカー側にも自信があるのではないでしょうか。

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