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IME 2007 の不具合

2007/8/15に出たマイクロソフトの更新プログラムをインストールしてから、IME 2007 で日本語変換ができなくなりました。この件について記録します。

IME 2007 不具合の症状

不具合の症状としては、メモ帳, Word, Excel, Sleipnir, Firefox等で漢字を入力しようとすると、変換して確定した瞬間にアプリごと落ちるというものです。文字の説明だけではわかりにくいので、動画を載せてみます。



アプリが落ちる時のエラーメッセージは以下のようなものです。

「メモ帳は動作を停止しました。この問題の解決策を確認しています…」

ime7.jpg

「問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。」

ime8.jpg

とりあえずは「システムの復元」でWindows Updateする前に戻してみましたが、状況は変わりませんでした。

対処を調査

症状をもう少し調べると、何故かInternet Explorer 7のフォームに入力する場合は、問題がありませんでした。IE7だけ大丈夫なのは謎ですが、このおかげでGoogleで「IME 2007 不具合」などを検索することができました(これができて助かった)。検索すると、次のような情報が見つかりました。

Input Method Editor 2007 (日本語) 修正プログラム パッケージ (2007 年 6 月 20 日) について

KB938574の情報によると「漢字変換に時間がかかる」「漢字変換できない」という不具合が解消されるようです。「漢字変換するとアプリごと落ちる」という症状は含まれていませんが、適用してみたところ、問題が解消されました。IME関連のファイルが更新されて、正常に戻ったということでしょうか。だとすると、この修正プログラムをインストールしなくても、IME 2007を再インストールすれば復旧するのかもしれません。

IME 2007 修正プログラム(KB938574)の適用手順

一応、ここでは、先の修正プログラムのインストール手順を記載しておきます。

1. ダウンロードした修正プログラムをウィルスチェックして実行

修正プログラムのウィルスチェックをして、問題無ければ実行します。

ime1.jpg

インターネットからダウンロードしたファイルなので、「セキュリティの警告」が表示されます。念のため、赤枠で囲った「発行元」をクリックします。

ime2.jpg

「デジタル署名の詳細」が表示されます。赤枠で囲ったところに「このデジタル署名は問題ありません」とありますので、発行元(この場合はMicrosoft)を信用できるなら、元のウィンドウで「実行」をクリックします。

ime3.jpg

(Windowsを使っている時点で、Microsoftを疑っても意味は無いですね)

2. ダイアログを確認してインストール

IME 2007 修正プログラムのライセンスが表示されます。Office 2007と同じライセンスが適用されるようですね。同意できるならチェックして「次へ」をクリックします。

ime4.jpg

IME 2007 修正プログラムがインストールされます。

ime5.jpg

IME 2007 修正プログラムのインストールを完了させるには、再起動が必要なようです。他のアプリを終了させてから「はい」をクリックして再起動すれば、IME 2007の不具合が解消されました。

ime6.jpg

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