自宅のクライアントPCを約6年半ぶりに買い替えました。新しいPCをセットアップしてからしばらくは、いろいろと設定やソフトのインストールをする必要があります。まして、OSがWindows Vistaになりましたので、変わっているところもあると思います。せっかくなので、それらの記録を残すことにしました。
これまで使っていたPC
この前に使っていたPCは、2000年12月頃に購入したSONY VAIO MX3GKV7でした。当時の家庭用デスクトップPCとしては珍しく、OSがWindows MeではなくてWindows 2000 Professionalでしたので、なんとかこれまで使ってこれました。ですが、さすがにメモリ384MBytesではたくさんのアプリを起動できなかったり、起動して時間が経過すると動画が見れなくなったりと、いろいろと限界を感じる場面が増えてきました。
ノートPCの候補探し
スペックの条件
今年の初め頃から「Windows VistaのノートPCを買おう」と思い、以下の条件を満たすものを探していました。
・Santa Rosa
・WUXGA
・DirectX10
SantaRosaはIntelのノートPC用プラットフォームの最新版で、WUXGAは液晶の解像度が1920×1200、DirectX10はVistaから使えるようになったDirectXの最新バージョンです。解像度は、毎日PCを使う上で作業効率に直結する大事な要素だと思っていますので、基本的にはWUXGA、妥協するとしてもWSXGA+(1680×1050)で探していました。
Santa Rosaリリース
5月になってようやくSantaRosaがリリースされましたが、液晶画面がWUXGAでDirectX10対応GPUとなると、東芝のQosmio G40、Sony VAIOの上位機種くらいしか選択肢がなく、しかもどれも30万以上するものばかりでした。他に国内メーカーで高解像度なノートPCを出しそうなところというと、エプソンダイレクトくらいでしたが、1ヶ月以上経ってもSanta Rosaマシンが発売されません。その間、HPやドスパラが液晶の解像度WSXGA+のノートPCなら発売していましたが、WUXGAから妥協するわりに値段は25万を超えるくらいだったので、購入までに至りませんでした。
DELLから条件を満たすPC(Inspiron1720)が発売
結局2ヶ月近くもノートPCの新製品情報を集める日々が続きました。そして6月28日になって、ようやくDELLから条件を満たしてかつ20万を切るほど低価格のInspiron1720が発表されました。もうこれ以上待っても出ないような気がしたのと、万一注文が殺到すると、納期が長くなるかもしれないと思ったので、すぐに購入を決めました。
Inspiron1720に付けた保守の内容とスペック詳細
ネットの評判ではDELLは品質とサポートはよくないという意見が多かったですが、10万以上安いというのは魅力的でした。そこで、購入から4年間出張修理をしてくれるデルケアプレミアムという保証を付けて買うことにしました。4年保証を付ければその分値段は上がりますが、さらにOffice Personal + PowerPoint、Bluetooth、200万画素Webカメラを付けても20万をちょっと超える価格ですみました。同じようなスペックの国産ノートPCが安くても25万以上、高いと30万を軽く超えていたのに比べると、異常と言えるほどの安さです。やはりその分品質は心配ですが、4年保証も付けましたし、このスペックでこの値段は十分納得しています。
以下に、購入したInspiron1720のスペック詳細を載せておきます。
・Windows Vista Home Premium
・Core2Duo T7300 (4MBL2キャッシュ 2.00GHz 800MHz FSB)
・メモリ 2GB
・NVIDIA GeForce 8600MGT 256MB DDR2
・17インチ TFT TrueLife WUXGA(1920X1200) 光沢液晶
・160GB SATA HDD(5400回転)
・DVD+/-RW(DVD+R 2層書込み対応)
・インテル Next-Gen Wireless-N(802.11a/b/g/n対応)
・Microsoft Office Personal2007 with Microsoft OfficePowerPoint 2007
・Dell Wireless 355内蔵Bluetooth
・ピュア・ホワイト(200万画素Webカメラ搭載)
・保証 デルケアプレミアム – 4年間コンプリートケア(盗難対応付)
コメント
コメント一覧 (2件)
「SantaRosa」って、「Centrino」なんですね。で、その次が「Montevina」と。
最初の記事から順番に読んでいこうと思って、
ここに来たのですが、
わからない単語が出てくると、
それを調べるのですが、
さらにわからない事が出てきて、
さらに調べて・・・と、よくあるパターンに陥ってます。
そうですね。
売るときの名前はいつも「Centrino」ですが、その時期によって中身が違っているので、それを区別するには「Napa」「Napa Refresh」「SantaRosa」とか呼ばざるをえないですね。
検索すれば載ってるとおり、SantaRosaはNapa Refreshに比べるとCPUのFSBやメモリクロックが上がったのが特徴の一つですが、正直体感できないので、「少しでも長期間使えそう」という気休めくらいです。
なので余計に、明らかに使いやすさが違ってくる解像度を重視していたわけです。